あらすじ
いつか人間を化かしてみたいと夢見て、大都会・大坂へ飛び出してきた豆狸の女の子・まめだ。
しかし、磨き上げた術は上手くいかず、挙句の果てには「落語家」と名乗る黒髪の美女に一目で見破られてしまう。
美女の正体は人気落語家・大黒亭文狐。
術ではなく芸で人を化かす文狐の落語に感動したまめだは、弟子入りを志願する!
笑う門にはたぬきたる。
大正上方落語ファンタジー、ここに開演! 公式より引用
オープニング
オープニング主題歌はGARNiDELiAさんが歌う「幻愛遊戯」
心地のいいリズム感でサビの盛り上がりも良い。
作画もオープニング映像を見る限りきれいだと思うし、かわいい女の子が多い。
とりあえずopに関してはかなり評価ができて期待できる。
特にサビのリズム感が好き。
本編スタート
変化を多用する夢を見るまめだ。赤ん坊からお年寄りまで自由に変化できている。
気持ちよさそうに寝ていたまめだだが。。。
「まめだ!まめだ!まめだ!」と連呼されやっと目を覚ます。長老の登場である。
人間を化かすなと長老に忠告を受けるまめだは、一応返事をし大坂を目指す。
うちの師匠はしっぽがない 1話
大坂到着
長老の忠告を、「あんなじじいの言うことなんか聞けるか!」
と大坂について早々、人間を化かそうとする。
偽札を作って商人をだまそうとしたり、のっぺらぼうになって人間にいたずらしようとするが
すぐに見破られてしまう。
挙句のはてには車に轢かれてしまう始末。
うちの師匠はしっぽがない 1話
師匠との出会い
橋の上から綺麗な女性が帽子を落としてしまう。
懲りないまめだはまた人間を化かそうとする。
イケメンの姿に変化しその女性に近づくが、一目でたぬきだと
ばれてしまう。そして男ではなく女だということも見破られる。
踏んだり蹴ったりのまめだ。大阪初日は疲れ切りそのまま橋の下で眠りにつく。
うちの師匠はしっぽがない 1話
諦めないまめだ
次の日も人間を化かそうとするが、まったくうまくいかない。
そんな折、ひょんなことから「文狐」という落語家の寄席を鑑賞することになる。
周りの人間の様子から人気の落語家だという事がわかる。
舞台に目を向けるとそこに居たのは、昨日の夜に変化を見破られた帽子を落とした女性であった。
うちの師匠はしっぽがない 1話
魅了されるまめだ
文狐の噺に引き込まれるまめだ。あまりの話術に、橋や花火の情景を思い浮かべ
まるで目の前にあるかのような錯覚をする。
まさかたぬきである自分が化かされるとは。
しかし簡単には認められないまめだ。
文狐の噺は続く。
うちの師匠はしっぽがない 1話
よだれを流しながら満足するまめだ
文狐の噺に結局魅了され聞き入ってしまったまめだ。
落語が終わってからは余韻に浸りながらよだれをたらす。
余韻に浸るまめだだか、人間たちに見つかってしまい追いかけられる。
逃げるまめだだが、通天閣の頂上まで追い詰められる。
頂上から飛び降りたまめだだが金〇が無いことに気づき走馬灯をみる。
うちの師匠はしっぽがない 1話
文狐に助けられたまめだ
通天閣の頂上から飛び降りたまめだだが、文狐が乗っていた船のおかげで助かる。
文狐はまめだと同じく変化を使い、人間に化けていた。
文狐は、文字通り狐であった。そしてまめだの事も初めから淡路に住むたぬきだと
見破っていた。
なぜ落語をしているのか文狐に問うまめだ。
うちの師匠はしっぽがない 1話
人の文明の進化には勝てない
人間の文明の進化はすさまじく、いずれは自分たちは去らなければならない。
化かされるのは自分たちのほうだと語る文狐。
ただ今の時代はまだ人間も化かされたいと心のどこかで思っている。
そして文狐自身もまだ化かしたいと思っている。だからこそ落語で魅了したいと。
決意するまめだ
帰れと忠告され、土産だとバッテラを渡されるまめだ。
しかし、化かすことを諦めきらないまめだ。
文狐の落語に魅了されたことがきっかけで、自分も落語をして人を化かし、魅了したいと考えるまめだ。そして文狐を師匠と呼び大阪に残ることを決意するのであった。
うちの師匠はしっぽがない 1話
エンディング
エンディングテーマは
Hinanoによる「ヴァージニア」
うん。歌声がめっちゃ綺麗だね。
そして文狐に膝枕されるまめだ。そこ変わってまめだ。
しっぽなのしっぽ
うちの師匠はしっぽがないを略して「しっぽな」らしい。
第1回しっぽなのしっぽは遊山船についての話だ。
有名な落語なのかな?普段落語を聞かないので作中の落語の解説は助かる。
かわいい女の子で癒され、落語の勉強にもなる。
うちの師匠はしっぽがないの2話目も期待大。
うちの師匠はしっぽがない 1話
まとめ
まず全体的に作画が安定していた。気になるところは一つも見当たらず見やすかった。
話のテンポも良く、飽きずにエンディングまで集中できた。
また中盤の文狐の落語は、ほとんど一人語りの場面で声優である山村響さんの魅力を存分に発揮できたのではないだろうか。
次回、『うちの芸、盗めるもんなら盗んでみ』も楽しみです。
ではまた来週~
コメント