『六人の嘘つきな大学生 プラス1』 3話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』あらすじ

2年前株式会社スピラリンクスから『スピラ』というSNSがリリースされた。10代から30代の支持を大きく集め、登録者数は1500万人に到達していた。そんな成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。初任給は破格の50万。

応募総数5000人の中から最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、、、

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』最終面接当日

対策会議などでみんなが集めた資料をみる波多野。
この間までは協力して、全員で合格を勝ち取ろうとしていたのに、今では競争相手になっている。
協力していた時が遠い昔のように感じる。

そんな折、袴田からメールが届く。最後くらいみんなで集まってスピラに行かないか?と提案され、すぐに応じる波多野。

森久保は他の選考の関係で先に向かっており、残りの5人でスピラに向かうことに。
その中でも矢代の表情は暗い。

対照的に袴田は吹っ切れている様子で譲る気はないし、きっちりディスカッションして決めようと言う。続いて久我も正々堂々、恨みっこなしで勝負しようと言い、みんなでスピカの会議室に向かう。

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』 3話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』最終選考内容

5人で会議室へ向かうと、先に席に座っていた森久保がみんなに気づく。そして緊張した面持ちで波多野に挨拶を交わす。

そこにスピラの人事の者が姿を現し、最終選考の詳しい内容を伝える。

①ディスカッションの時間は2時間30分
②討議の後に人事の者に全員で内定者の名前を報告しにいく。
③選考方法は自由
④途中退席は認められず、退席したものは即不採用。また、意見がまとまらなかった場合は全員不採用
⑤録画用のカメラを設置し、ディスカッションの間、人事が監視している。

人事の者から、以上5点が6人に伝えられる。

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』 3話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』最終選考開始

一番初めに話し始めたのは久我。今回のような場合は多数決がオーソドックスではないかと。
そこに波多野が、ただの多数決ではなく投票回数を6回にしようと提案する。

投票を1回のみにすると、前半で話をしたものの印象が薄くなり、終了時間近くになって話した者の印象が強くなる。最後に熱弁をしたものが、合格者に選ばれる可能性が高くなる、平等ではなくなってしまう。投票を6回に分け、最多投票数を得たものが合格になれば、ある程度平等になると波多野は考えていた。

その考えにみな賛同し、1回目の投票が行われる。

1回目は 
袴田・嶌→久我 2票
森久保・矢代→袴田 2票
波多野→嶌 1票
久我→波多野 1票

以上が1回目の投票結果になる。
今のところ、矢代と森久保は0票でスタートしている。

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』 3話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』謎の封筒

1回目の投票が終わったときに嶌があることに気づく。
それは部屋の隅に置かれていた封筒である。

嶌に続くように袴田も気になっていたと言う。

久我が封筒を開けると、中に6人の宛名が書いている小さな封筒が入っていた。
6人はそれぞれその封筒を手にし、中身を確認する。

初めに確認したのは久我だが、その中身を見たときに表情が一変する。

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』 3話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』封筒の中身は…

久我が確認した封筒の中身は、袴田の過去についてであった。
袴田は体育会系の人間で、高校では野球に打ち込んでいた。

しかし、袴田が所属していた野球部は、いじめが原因で部員が自殺していることが分かった。
封筒の中身には、当時の新聞が入っており、もう一枚あった紙には袴田は人殺しという文字が書かれていた。

それを見た袴田以外の5人は驚きを隠せず絶句している。
そして袴田は誰がこんな記事を持ってきたのか激怒する。

そこへ矢代が、すかさず記事の真偽を袴田に確かめる。袴田は知らないというが、記事の中の写真には袴田が写っている。続けて矢代は、もし記事の内容が本当であれば、同じ空間にいるのも耐えられないと言う。

空気は一変し、ディスカッションどころではなくなっていた。

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』 3話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』封筒を用意したものは

嶌はスピラが用意した封筒ではないと、恐る恐る考えていた。そして波多野も一企業が、こんなものを用意するはずがないと結論付ける。そして6人の中の誰かが、封筒を用意した犯人であると推理する。

だが封筒は袴田以外の分もまだあるようだ。


『六人の嘘つきな大学生 プラス1』 3話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』考察

今回は、最終ディスカッションから、袴田の過去までの話で終了した。
まずやはり気になるのは、スピラ側の対応である。途中退席を認めないのはまだ分かるが、録画用のカメラをつけているのは、採用以外の目的があると感じる。

また今回のように袴田が標的になり、一気に不利な状態になったとしても、封筒を持ってきた人物の可能性も0ではないと考える。今回の話を見る限りでは、袴田にメリットがないので、袴田以外の5人が候補に挙がるが、自分以上に5人の過去がヤバい場合、袴田が最終的に一番ましだったと感じるケースも無くはない。しかも一番初めに過去が暴かれたので、後半になるにつれ印象は少し薄れる。まあ可能性はかなり低いだろうが、考察する以上は、すべての可能性を追いたいと思う。

今のところは、6人のうちの誰かがスピカと通じている可能性が高いと思う。
久我、嶌、矢代が今のところ候補になっている。

また次回の『六人の嘘つきな大学生 プラス1』 4話も注目したいと思う。
今回はここまで。ではまた!

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