『老害』この言葉が広がってから5年から10年ほど経つと思う。
実際書いてる自分も老害という言葉を使う事がある。(実際に口に出す訳ではなく、心の中で思っている)
いま副業OKの職場で働いていて残業もないので週に2日ほど会社終わりにコンビニで働いているのだが、そこでたまに来る70代くらいのお爺さんがいる。
その人は毎回新聞を買っていくんだけど、レジに来る時には新聞を丸めて脇に挟んだ状態でくる。
つまりどの新聞を持ってきたかが分からない。極め付けはお金を放り投げる。いやマジで言葉の通り放り投げてくる。
で、こっちからするとどの新聞か分からないから呼び止める訳です。
僕「お客様ー、お待ち下さいー!」
お爺さん「………トコトコ」
僕「お客様ー!すいませーん!」
お爺さん「………」
僕「おーい!」
お爺さん「………」
僕「おっふ…」
お金を放り投げられ、ガン無視を決められた時は心の中で「この老害が!!」と思っている。
もちろん口には出しはしないが。
まあこれは極端な例かもしれないが、実際こういった場面に出くわすと老害だな〜と思う。
よくいる店員にあたり散らすおっさんとかは
その最たる例だ。
そんな言葉使うな!と言われるかも知れないがここまで言葉が広がった以上、無くなる事はまずない。
ただ僕が一つ思ったのは、老害って若者から高齢者に向けての言葉だけど、その逆ってないのかなー?ってことだった。
若者→高齢=老害
高齢→若者=??
いま読んでる人は一回なにが当てはまるか考え欲しい。
考えた??
僕がすぐに思いついたのは「最近の若者はこれだから」だった。
若者→高齢=老害
高齢→若者=最近の若い奴は〜
これって順番的には「最近の若い奴は〜」が生まれて、その対抗策、もしくは攻撃手段として「老害」って言葉が生み出されたんじゃない?
それでもっと気になるのはこれって大昔から繰り返れているのでは?という疑問。
いつの時代でも若者と高齢者との対立はあって、今の時代までずーっと続いてきた問題だと思う。そもそも生まれた時代によって価値観が変わるし、対立しやすい構造ができてる。
若者からすると、え!?なんでスマホの操作ができないの??
高齢者からすると、は!?最近の若い奴は缶切りも使えないのか??
こんな風にね。
だから自分と違う世代の人と価値観が違うのは当たり前だし、それを双方が認識しないといけないんじゃないかな?
生まれた時代が違えばお互い全く違う意見になると思う。若者も高齢者も考え方は違って当たり前って前提を強く持っておかないと、無駄に戦いが続いてしまう。
そして、また新しく「老害」に代わる言葉が、いまの若い世代が高齢者になった時に出てくると思う。
別に仲良くしなくていいから、価値観なんて違って当たり前。いちいち相手を貶したりするのはやめよーや?って書いてるうち思いました。
そうしたら老害なんて言葉も生まれないと思う。
なんかよく分からん記事になったけど自分の考えを多少整理できたかな?
みんなの意見も聞きたいのでコメントお待ちしてまーす。
じゃあね!
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