『六人の嘘つきな大学生 プラス1』 2話

あらすじ

2年前株式会社スピラリンクスから『スピラ』というSNSがリリースされた。10代から30代の支持を大きく集め、登録者数は1500万人に到達していた。そんな成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。初任給は破格の50万。

応募総数5000人の中から最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、、、

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』久賀の提案

久賀の提案で懇親会を行うことに。
最終選考の対策ばかりだったので、親交を深めるためにみんなでお酒を飲みながら楽しもうと。

袴田が乾杯の音頭をとり、今日はみんなでお酒を飲みまくろうと煽る。
みんなで乾杯をするが森久保はみんなで集まって騒ぐのは苦手そうな顔をしていた。

引用:『六人の嘘つきな大学生 プラス1』2話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』普段より卑屈になる森久保

袴田と矢代は見た目の通りお酒が強く、いい飲みっぷりを見せる。
そんな中、どうせ俺なんて…とめちゃくちゃ卑屈になる森久保。

どうやらお酒が入ると饒舌になりながらネガティブなことを発言するらしい。
ただお酒が弱いわけではなく、普通に飲み進めていく。

一方、嶌はお酒があまり得意ではないようだったが、矢代のススメでお酒を飲んでいくことに。
そして波多野はお酒を飲むと笑い上戸になるらしく、卑屈になる森久保を見て、ずっと笑っていた。

引用:『六人の嘘つきな大学生 プラス1』2話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』遅れてきた久我

明日面接があるのにそんなに飲んでいいのか?と聞かれる袴田。
しかし袴田は、みんなでスピラに受かるからいいんだよ!と笑って返す。

そしてそこへ遅れて久我が現れる。
全員の酔っ払いぶりを見て、思わず笑ってしまい久我。

久我もお酒を進められるが、この後予定がありアルコールは遠慮する。
どうしても飲ませたい袴田だったが、何とか話題を変えることで難を逃れる。

ひとしきり飲み終えると空気が変わり、明るい空気からしんみりとした空気になる。
森久保が俺たちなら全員で内定がとれるよ…と言い。
それに波多野が同意する。

そして全員が合格できるように祈念し、もう一度乾杯をする。

引用:『六人の嘘つきな大学生 プラス1』2話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』飲み会も終わり帰宅する

飲み会も終わり皆帰っていく。波多野と嶌と矢代は変える方向が一緒なのか同じ電車で帰ろうとする。
そんな中、嶌がトイレに行き矢代と波多野の二人きりになる。

「波多野って嶌のこと好きでしょ?」
突然のことに驚きを隠せない波多野だが、矢代はバレバレだという。

ただ嶌は波多野の気持ちには気づいていないようだし、二人とも気が合いそうだからいいんじゃない?
という矢代。

引用:『六人の嘘つきな大学生 プラス1』2話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』スピラからのメール

帰りの電車で波多野、嶌、矢代の三人は座席に横並びに座っていた。
すると三人同時に携帯が鳴り、見てみるとスピラからのメールが届いていた。

メールの内容はなんと最終選考の変更である。
グループディスカッションの議題が変更になり、「六人の中で誰が内定にふさわしいか」を議論する
内容に変更になった。

何より大きな変更点は採用人数が1人になったことだ。
変更理由は先の大震災の被害を鑑み、採用枠を減らすことにしたとメールに記載されていた。

しかし一番初めにグループディスカッションの議題が決まったときには震災の被害は明らかになっていた。なぜあの時に変更せず、いま選考方法が変わったのか疑問に思う波多野。

引用:『六人の嘘つきな大学生 プラス1』2話

『六人の嘘つきな大学生 プラス1』6人のチームから個人戦へ

メールを見終えた波多野は青ざめながら隣の二人を見る。
同じく青ざめた表情をしている嶌に参ったね…という波多野。嶌も同じく参った…と苦笑いする。

そんな2人をよそに先ほどまでと表情が変わる矢代。その目は仲間を見る目から、競争相手を見る目に代わっていた。いや敵を見るような目にも見える。

そして矢代はここで降りるからと、二人を残し電車から降りる。

今まで積み上げてきたチームワークが崩れ去るのを感じる波多野。
そしてこの日を境に、勝者が1名だけのデスゲームが始まる。

引用:『六人の嘘つきな大学生 プラス1』2話

考察

今回気になったのは久我だ。自身で提案していた懇親会に一人だけ遅れ、しかもお酒も一切飲まなかった。まあ怪しく見せようとしているミスリードの線が一番ありそう。もっと踏み込んだ考察をすると久我はスピラの社員説とかもあるかも。前の考察にも書いた通り、スピラが何らかの理由で犯罪者を探していて、その候補の6人、ないし5人を最終選考にまで残し見定めようとしているのではないか。

そして久我は5人を観察するためにスピラから潜入しているのではないか。

波多野がスピラからメールを受けっとった際にも、なぜ今更変更するのかという疑問があった。
おそらくこの変更するタイミングもあらかじめスピラ側で決まっており。予想外の困難を起こし、学生たちのリアクションを見ているのではないか。そしてそのリアクションを近くで見るために少なくとも6人のうちの1人がスピラの人間だと考える。

いずれにしても次回からチーム戦→個人戦になるので、今までわからなかった各個人の本性が見えてくると思うので楽しみだ。

では次回、『六人の嘘つきな大学生 プラス1』3話でお会いしましょう。

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