六人の嘘つきな大学生 プラス1

六人の噓つきな大学生 プラス1 あらすじ 

2年前株式会社スピラリンクスから『スピラ』というSNSがリリースされた。10代から30代の支持を大きく集め、登録者数は1500万人に到達していた。そんな成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。初任給は破格の50万。

応募総数5000人の中から最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、、、


六人の噓つきな大学生 プラス1 [最終選考は…]

「最終選考はグループディスカッションになります」という言葉を聞いて一人の男はにやりと笑った。
それは嘘の笑顔であり、人事に悪い印象を与えない為であった。

6人の前に立つ採用担当者の男は続けて、このグループディスカッションの内容次第では6人全員を合格することも考えていると告げる。

そして肝心のディスカッションのテーマだが、実際にスピラリンクスでも議論されている営業上の課題が今回のテーマだという。

最後に本番の日時が1カ月先だと通達され、説明は終了する。

引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話

六人の噓つきな大学生 プラス1 [6人の打ち合わせ]

とりあえず作戦を決めるために近くのファミレスで話し合うことに。
このグループディスカッションは今までの面接と違い、他者より秀でていることをアピールするより、チームワークがカギとなっている。そのため一刻も早くチーム力を高めなければならない。

6人にでファミレスに向かう途中、主人公の波多野が隣を歩く女性が知り合いだと気づく。
女性の名前は嶌(しま)という。

波多野と嶌は2次面接時に知り合い、少し話をする仲のようだ。

また波多野は嶌に少しだけ思いを寄せていそう

引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話

六人の噓つきな大学生 プラス1 [ファミレスにて]

初めは緊張していたが、徐々に緊張が解け笑顔も増え始める。

そこで6人の自己紹介が始まる。

久賀蒼太(くが そうた)イケメン、リーダーシップがある。みんなのまとめ役

引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話



袴田亮(はかまだ りょう)体育会系で明るく、体が大きい。声も大きそう。

引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話



矢代つばさ (やしろ つばさ)綺麗系タイプ、英語バリバリで見た目も美人。

引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話





嶌衣織 (しま いおり)清純系の美女。ただ闇が深そうでもある。今のところいい子そう


引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話


波多野祥吾 (はたの しょうご)主人公。全教科80点以上取れます、みたいなタイプ。グループ内では参謀や相談役みたいなポジション。

引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話





森久保公彦 (もりくぼ きみひこ)大人しく、数学が得意そうな見た目。少し距離を感じるタイプ

引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話



各々の自己紹介が終わると早速グループディスカッションの対策が始まる。

さすがに最終選考まで残るだけあって全員優秀。話がトントン拍子で決まる。




六人の噓つきな大学生 プラス1 [対策会議 1回目]

ファミレスから3日後、対策会議が開かれる。ある者は資料の準備、ある者は英語の和訳など
やはり優秀なので、対策もスムーズに進む。

しかし対策会議3回目にして森久保と矢代の意見が割れる。
森久保は焦点を絞って対策すべき、矢代はすべてをカバーすべきと、大まかにいうとこのような内容で2人の意見が割れる。 正直どちらも間違っていないのでどちらも責められない。会議の空気が悪くなる。

引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話


六人の噓つきな大学生 プラス1 [救世主 袴田]

会議の空気が悪くなろうとしていたところに袴田が割って入る。各人の頑張りを認め、お菓子を配りながら場を和ませようとする。そして森久保の焦点を絞る作戦を遂行しつつ、どんなジャンルが来ても対応できるマニュアル作成を提案し、矢代と森久保を納得させる。

ファミレスの時も袴田のおかげでみんなの緊張が解けたので、ムードメーカとしてチームに貢献している。



森久保と波多野が連れしょん。
森久保は今までもグループディスカッションをすることはあったけど、ここまで洗練されたグループは初めてだと言う。そして今までは固まってはしゃぐのが嫌いだったから距離を置いていたが、今回のメンバーをみてその必要はなかったと反省している模様。
そして最後にみんなで内定を取ろうと波多野に告げる。


引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話

六人の噓つきな大学生 プラス1 [4回目の対策会議]

会議の内容は描写されずにみんなが帰宅した後、波多野と嶌が残って作業している場面になる。

外は夜になっており、嶌は疲れて机に突っ伏して寝ている。波多野はその様子を見てブランケットを彼女の肩に掛けようとしたときにちょうど嶌が目を覚ます。

「ブランケットを掛けようとしただけだよ!」と焦る波多野に対して、まったく焦らない嶌は
「お兄ちゃん」かと思ったと落ち着いた声で返答する。寝ぼけているのか、寝たふりだったのか…

2人して外の月を見ながら休憩していると、嶌が急に泣き出してしまう。波多野はおそらく就活に対するプレッシャーからだと判断し優しく声をかける。そしてハンカチを貸し、嶌のために飲み物を買いに席を外す。

一人になった嶌だが、その目つきは悲しげというよりも誰かに対しての憎しみや怒りを表しているかのようだ。そして波多野は飲みものを買うときに、自分は嶌の事が好きなのかと自分の思いに気づく。

六人の嘘つきな大学生 1話目はここまで



引用:六人の嘘つきな大学生【プラス1】1話


六人の噓つきな大学生 プラス1 『原作者』

原作者 浅倉秋成 
漫画  大沢形画
キャラクター原案 杉基イクラ

もともと六人の噓つきな大学生は小説が原作となっている。

『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編 8位
週刊文春ミステリーベスト 10(週刊文春 2021年 12月 9日号)国内部門 6位
「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン 2022年 1月号)国内篇 8位
『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング 4位

そして2022年の本屋大賞にもノミネートされている作品だ。
主は小説を読んでいないのでこの先の展開を一切知らない。小説を読むことはせず
漫画版での連載を追いかけて、まとめを作ったり考察をしようと思う。


六人の噓つきな大学生 プラス1 [考察]

六人の噓つきな大学生というタイトル通り、全員何らかの秘密を持っているようだ。
そう言われると全員怪しく見える。漫画の始まりの画に〇〇は人殺し。そしてこいつら全員クズ。と書かれている。

この文面から6人のうち誰かが殺人犯で、ほかの5人も何らかの人に言えない過去を持っていると考えられる。1話読んだ時点での主の読みは、

1,嶌の兄が5人のうちの誰かに殺されている。「こいつら全員クズ」という文面だけど、この言葉を6人のうちの誰かが言っているのなら 5人=クズ 1人=まとも みたいな構図ができる。そしてそのまともな1人が嶌なのではないか。あくまで今のところはだけど

2、株式会社スピラリンクスという会社が殺人犯を追っている。まず新卒採用が初めてだという点と、初任給が50万以上という点で違和感がある。何者かを釣るために好条件を出しているような気もする。
また警察が会社に依頼しているケースも無くは無さそう。

警察が「スピラ」に犯人の有力な情報があると発見した。ただ、まだ断定はできないので犯人の可能性がある6人を最終面接まで残し今も捜査しているとか。

1話見ただけだとこの程度の考察が限界なので今回はここまでとする。
また次回 六人の噓つきな大学生 2話目を見て考察を深めたいと思う。

それではまた次回もよろしくお願いします。

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